クローバーの家は、「重度障がい児者親の会クローバー」を前身に立ち上がりました。

この親の会は、主に鈴鹿市、亀山市に住む保護者やご家族を中心として、生まれ育った地域で自分らしく人生を過ごしてほしいという思いで、設立されました。

様々な施設などの見学や自治体への請願活動を通して、自分たちで、この子たちが安心して楽しく過ごしていける場所を作ろうということで、クローバーの家は設立されました。

「家」とつけたのは、施設に預けるといったニュアンスではなく、あくまで自分の家のように過ごしてほしいと思い、クローバーの家という名前にしました。

始まりは少ない人数のスタートでしたが、保護者のみなさまや、たくさんの支援者の方々のおかげで、今はにぎやかに過ごすことができています。

私の弟も生まれながらに重度障がいがあり、クローバーの家に毎日通っています。これからも私の弟のように、重度の障がいや医療的ケアがあったとしても、幼い頃から知っているたくさんの友達や家族に囲まれながら、幸せに人生を過ごしていけるよう、お手伝いをできたらと思っています。 

(理事長 木下 航平)

初詣(庄内神社にて)